2019-12-08から1日間の記事一覧

西郡33観音霊場巡礼日誌 二十九番 長光山久円寺

1.折り返し点 二巡目の巡礼もここ長光山久円寺が十七番目、三十三カ所ですからちょうど折り返し点。一回一寺でもっとゆっくり回ったほうがいいのかもしれませんが、根がせっかちですのでどうしても欲をかきたくなります。それに廃寺となるといつ朽ちるか、…

西郡33観音霊場巡礼日誌 十三番 笠原山興隆院

1.ご詠歌集には載ってなかった 「身の罪の涙の雨をしのぐには誓いにたよれ小笠原の山」この歌はご詠歌集には載っていません。しかし、石標があり、「平成七年五月 施主 桃園 浅野貫一」と刻まれています。「小笠原の山」では字余りになり、「笠原山」です…

西郡33観音霊場巡礼日誌 九番 無量寺

1.地蔵様、観音様のお迎え 無量寺は古長禅寺の六つのお堂の一つだったようです。そのうち普春院と無量寺が独立した寺院になったようです。(それらしきことが「甲斐国誌」に書かれたいました。山門の前に参道があります。無量寺は古長禅寺とは別の参道なの…

西郡33観音霊場巡礼日誌 十七番 普春院

1.廃寺ではあるのですが 普春院、甲斐国誌では「不春院」。瑞雲山古長禅寺の末寺です。本尊は観音。石川靖夫氏の「全国三十三所集録」では、「古長禅寺の東南、鮎沢果実組合集荷場が南にある。古長禅寺の末寺で大井夫人ゆかりの寺であったというが廃寺とな…