西郡33観音霊場巡礼日誌 九番 無量寺
1.地蔵様、観音様のお迎え 無量寺は古長禅寺の六つのお堂の一つだったようです。そのうち普春院と無量寺が独立した寺院になったようです。(それらしきことが「甲斐国誌」に書かれたいました。山門の前に参道があります。無量寺は古長禅寺とは別の参道なのだよとささやかに主張しているようです。方角的には南から北へ参道を行き形です。本尊は如意輪観音。
2.臨済宗 古長禅寺、無量寺、普春院は臨済宗妙心寺派。観音霊場は曹洞宗が多いのですが、武田氏ゆかりのお寺は臨済宗が多いです。信玄が夢窓疎石という禅師を招いたようです。わたしの故郷身延町下山には武田一族穴山梅雪の母のために創建したといわれる「南松院」というお寺がありますが、臨済宗妙心寺派だったなあ。
今まで巡ったお寺、観音様やお地蔵様、一カ所にまとめられているところが多いのだけれど、最初からそこにあったのかなあ、後でまとめたのかなあ。
3.ビャクシン 無料所の西隣古長禅寺には客殿があったようでその四方にビャクシンが植えられたらしいです。転園記念物のようです。