西郡33観音霊場巡礼日誌 二十番 長命山法幢院

 

1.雪曇り このところ重い雲が垂れ込めている時があるのですが、いざ雪かと思うと降らないのですね。小雨?暖冬?今は大寒。暦の上では冬ですが、それは太陽暦。夜と昼の長さではまだ春の長さに達していないのですが、太陰暦でいえば十二月の月はもう籠もってしまい、25日には新年、新月の月ということになります。ここから15日後、初めての満月の日が小正月どんど焼きの日ですね。

 歩く方が多くなって、空や景色を見るようになりました。月の形が暦を教えてくれます。 

 

 

 

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2.春の訪れ 長命山法幢院は旧若草町十日市場にあります。本尊は地蔵様です。「十日市」とは毎年2月10,11日に行われる春の訪れを告げるお祭りで、多くの市が立ち「ないものは猫の卵と馬の角」といわれています。かつて、亡母と姉がお祭りのお土産に、色鮮やかな飴玉とおすのししゃもを買って来ました。(卵ないけどうまかったな。)  

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3.春節 旧暦なら今が新年のお祭りの真っ最中。でも今年は海の向こうの伝染病で穏やかでないですね。人が集まるからですよ。 法幢院は空気がきれい。人がいない。思いっきり冷たい空気を吸って、お願いしました。所願成就。

 このお寺はまとまった石仏がないなあと思ってお墓を巡ってみると、わりと大きな墓所の中に石仏がいっぱいありました。 

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