西郡33観音霊場巡礼日誌 十五番 吉田山雲耕院
1.先ずは赤い鳥居 今年の冬は暖かいようですね。お正月も穏やかでした。子供の頃は大掃除でぬれ雑巾で窓を拭くとその先から水分が凍って氷模様を描いていったこともありました。過酷な労働?寒すぎる自然?庶民の子供は普通あかぎれの手をしてました。そうかな?自分はあかぎれの手でした。
駐車場は横にあることが多く、その小径から入るとお寺や神社に側面から入ることになります。そして、両脇には摂社というのでしょうか小さな神社が祀られています。吉田山(善田山?)雲耕院も両脇の石の祠を過ぎると真っ赤な鳥居。その先には石の祠。両脇に可愛い石の狐。お稲荷さんだ。きっと西から入ったんだよね、改めて南側、正面から入ると雲耕院本堂が拝めました。
2.お隣も曹洞宗だけど 山号はその土地を代表しますよね。吉田山だからこの地区の中心のお寺でしょう。(曹洞宗の。)本尊は十一面観音です。位置的には北東の隣かな。同じ曹洞宗のお寺がありました。宝泉院といいます。系統が若干違うようです。庫裏が唐破風の構えで元気そう。
3.秋葉神社もありました 提灯が見事ですね。火除けの神様です。俳句の新年の季語に「淑気」満つ、という言葉がありますが、この提灯も新年にしつらえたものかな?新年は見るものを真新しく感じさせます。